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【ＴＯＨ●念石シリーズ　砂念石　クンヒス　ネタバレ無】



砂念石…軽くなでただけで崩れてしまう石。非常に脆いので希少価値が高い。

ヒスイ「あぁ？誰だよ道具袋の中に砂入れた奴は！ザラッザラになってんぞ！」
クンツァイト「ヒスイ。それは恐らく砂念石だろう。」
ヒスイ「げ…ぶ、無事なの残ってねぇのか！？（ガサガサ）」
クンツァイト「無駄だろう。あったとしても、」
ヒスイ「おっ！見つけた！」

手で掴んだ瞬間、崩れ落ちる砂念石

ヒスイ「・・・・・」
クンツァイト「だから言っただろう。砂念石は専用の手袋でゆっくりと持ち上げなければならない。」
ヒスイ「それ先に言えよ、くそ！」
クンツァイト「（言う前に掴んだのはヒスイだが・・・）（黙ってる）」
ヒスイ「それにしても念石って扱い面倒なヤツが多いよなぁ、ったく…」
クンツァイト「石の性質を理解しておけば扱いに困る事も無いと思うが。」
ヒスイ「てめぇ、もしかして俺の頭が悪いって言いたいのか？」
クンツァイト「否。ヒスイは念石よりも扱い辛く分かりにくいと思っただけだ。」
ヒスイ「それを喧嘩売ってるっつーんだよ！！」
クンツァイト「だが、念石などと違い、その手間がとても愛しいのも確かだ。」
ヒスイ「ぅ・・・。お、俺だって念石なんかと違って…手間分以上のモン返してるだろ…？」
クンツァイト「肯定。だが、不足していると感じるのは自分だけか。」
ヒスイ「そりゃテメェだけだっつーの！あぁもう、寄んじゃねぇ！！」

クンツァイト「（…デレに更なるデレを求めるとツンが倍以上になる。・・・データベースに登録。）」





シング「・・・・・・・・・・砂吐きそ・・・」
イネス「あら、固めたら砂念石になるかしら？」
ベリス「・・・甘念石じゃない？」



ウチのヒスイは恋愛話になると視線を彷徨わせたり、言葉に詰まったり照れたりします。
クンツァイトはそんなヒスイを見てるのが大好きです。貴重なデレですから！