このブログはノンフィクションです。
ですが、管理人の妄想はフィクションです。残念!
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
| HOME |
もう、いいかな。終わっても。
ロー「なぁなぁ、ペンギン、ジャンケンしよーぜ。」
ペンギン「・・・・・?」
ジャンケン?船長が?
いや待て、船長がただのジャンケンなど仕掛けてくる筈が無い。
負けたら何かしら罰ゲーム、もとい何か要求を…いや、例えおれが勝ったとしても「何で勝つんだよ」などと理不尽を突き付けて要求を呑ませるだろう。ならばジャンケンをしない、という手もあるが、船長の機嫌を損ねる事になるし、それはおれとしても本意ではない。となると勝っても負けても言う事を聞かなければならないジャンケンには参加せざるを得ないという事か。
ロー「しねぇのかよ?」
いや、だが。
船長が単に要求を呑ませたいのなら、いつものように命令すれば良いだけだ。
それとも何か、命令するのには気が引けるような事を言うつもりなのかもしれない。
特に、後ろに控えているベポが怪しい。あの笑顔は何だ。
単刀直入に聞くのも手かもしれないが、最初からギブアップするのは気が引ける。
それにどうせ船長の事だ、まともに答えてなどくれないだろう。
つまるところ、このジャンケンは会話の主導権争いの引鉄でしかない。
船長が勝った負けたを口にした直後、会話を逸らすしかない。
少しくらい強引でも構うものか、負け(勝ったとしてもだが)を理由に面倒事を起こされるのは困る。今日はまだ航路の見直しや食糧の打ち合わせ、そういえば新聞の整理もしていないな。そう、やるべきことはたくさんある。
ペンギン「・・・・別にかまわないが。」
とりあえずここは乗って、その後他のモノへ注意を惹くしか・・・。
ロー「じゃあいくぜ。じゃーんけーん、」
ポンッ
ロー「・・・・・・。(パー)」
ペンギン「・・・・・。(グー)」
ロー「っしゃ、おれの勝ちだな。なぁペンギン、」
や は り き た か !
ペンギン「船長、そういえばだな、」
ロー「おれ今、四連勝中なんだぜっ(邪気の無い笑顔)」
ペンギン「・・・・?」
ベポ「おれとキャプテンでね、競争してるの!クルー全員とジャンケンして、どっちが多く勝てるかって!おれは一敗だけど、キャプテンは連勝だね!」
ロー「次はベポとジャンケンしろよ?」
ペンギン「・・・・・・・・・分かった・・・・。」
***********
ペンギンが(勝手に)被害者。
考えすぎだよ!
たまに馬鹿だけど、脳内でのみ展開されてるので周囲にはバレてないっていう。
PR
COMMENT
コメントする
このエントリーのトラックバックURL
これがこのエントリーのトラックバックURLです。
