このブログはノンフィクションです。
ですが、管理人の妄想はフィクションです。残念!
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時代の最先端過ぎて誰からも見えないかもしれない。
ジャンロの時代が
きたぜふぉああ!!
おっとすいません、メルフォでジャンロに反応頂けたので、ついテンションが。
水方、ロー受けに関しては常にチャレンジャーで(ry
明日の小ネタはジャンロ書くぜ!!(意気込み)
ていうかアオトさん、キャスに関してのジャンルが着実に広がりつつある気がする(笑)
ヘタレキャス、キレキャス、怒キャス、ヒモキャスetc...
自分もどんなキャスでも好きですが!!!(^w^)怒キャスいいな、怒キャス!!
今日の小ネタ! ↓
擦れ違った男たちが、キャスケットの背中に容赦無い言葉を浴びせかけた。
「おいおい、今の奴見たかよ?」
「細ぇし何か病弱そうだし・・・イカれてるような顔してやがったなあ。ハッハッハ。」
「妙な連中連れてっけど、ラリってる団体じゃねぇのかあ?」
「俺らにもコーラ売ってくれ~、なんつってな!」
ギャハハ、と品の無い声が雑踏の中で耳につく。先頭を歩いているローは、聞こえていない訳ではないだろうが素知らぬ顔をしている。その横を歩くペンギン、後ろをついて歩くベポもだ。
しかしキャスケットだけは、こんな街中で乱闘を起こしても得な事は何一つないと分かっていても、とても冷静ではいられなかった。体中の血が沸騰するように、何かが腹の中からグツグツと煮え滾る。
「キャスケット、静かにね。」
後ろを歩くベポから一言添えられる。
分かってる、気持ちは同じだから、と。
しかし頭で理解出来ても心が静まらないキャスケットは、知らず口の中でぶつぶつと呟いていた。
「ふざけんなよあんなやつらにせんちょうのなにがわかるっていうんだいまここですりつぶしてやってもいいんだぞ…」
一 瞬 で イ カ せ て や る よ 、 ク ズ 野 郎 。
そうしてグ、と拳に力を入れた瞬間。
バリ、と砕ける音が、辺りに響いた。次いでガラスが重なり落ちる高い音。
「・・・・あ。」
立ち止まる、キャスケット。ローも嫌な音に顔を顰め、足を止めて振り返る。
「・・・・・・・・。」
キャスケットの足元には、紅の水溜まりを広げている、砕けたワインボトルが3本。
呆然と右手を広げるキャスケットの手は、ガラス片にまみれていた。
「う、うわっ・・!」
てっきり罵倒されると思い青褪めてたキャスケットだったが、降ってきたのは無表情ともとれる柔らかいローの声だった。
「キャス、気にすんな。」
「・・・・え・・・。」
思わず口を開けて呆然とするキャスケット。
けれどローの言葉と声は、するりと心の中に入り込んで優しく浸透していった。
「行くぞ。」
くるりと踵を返すローにハッとしたキャスケットは、慌ててハンカチで手を拭って歩き出す。ペンギンがやや呆れた表情で、ベポが少し楽しそうに、それに続いた。
「キャスケット、そのハンカチ綺麗なのー?」
「綺麗だよ!失礼な!!」
茶化すベポに噛みついたキャスケットは、乱暴にハンカチをポケットへ突っ込んだ。
するとすかさず、前を歩いている筈のペンギンから注意が飛ぶ。
「皺になるぞ、きちんと畳んで仕舞え。」
「・・・・・はい。」
この人後ろに目が付いているのか、と思うキャスケットであったが、正しいのがどちらかなど分かりきっているので渋々返事をしてポケットへしまい直す。そんなキャスケットの不貞腐れた表情が手に取るように分かるローは、変わらず先頭を歩きながら唇の端を上げたのだった。
「ああ、そういえばキャス、ワインはお前の小遣いで買い直しとけよ。5本。」
「3本ですっ!!」
ちょっとした、日常のヒトコマ。
********
キャスが片手で3本ワイン持ってたらいいなあ。指でボトルの首を挟む持ち方。
アオトさんの絵にあったような、壁に叩き付けるキャスをイメージしてたら、ただワインボトル割って自滅するキャスになtt(ry
俯いてぶつぶつ呟くキャスも好き!!
きたぜふぉああ!!
おっとすいません、メルフォでジャンロに反応頂けたので、ついテンションが。
水方、ロー受けに関しては常にチャレンジャーで(ry
明日の小ネタはジャンロ書くぜ!!(意気込み)
ていうかアオトさん、キャスに関してのジャンルが着実に広がりつつある気がする(笑)
ヘタレキャス、キレキャス、怒キャス、ヒモキャスetc...
自分もどんなキャスでも好きですが!!!(^w^)怒キャスいいな、怒キャス!!
今日の小ネタ! ↓
擦れ違った男たちが、キャスケットの背中に容赦無い言葉を浴びせかけた。
「おいおい、今の奴見たかよ?」
「細ぇし何か病弱そうだし・・・イカれてるような顔してやがったなあ。ハッハッハ。」
「妙な連中連れてっけど、ラリってる団体じゃねぇのかあ?」
「俺らにもコーラ売ってくれ~、なんつってな!」
ギャハハ、と品の無い声が雑踏の中で耳につく。先頭を歩いているローは、聞こえていない訳ではないだろうが素知らぬ顔をしている。その横を歩くペンギン、後ろをついて歩くベポもだ。
しかしキャスケットだけは、こんな街中で乱闘を起こしても得な事は何一つないと分かっていても、とても冷静ではいられなかった。体中の血が沸騰するように、何かが腹の中からグツグツと煮え滾る。
「キャスケット、静かにね。」
後ろを歩くベポから一言添えられる。
分かってる、気持ちは同じだから、と。
しかし頭で理解出来ても心が静まらないキャスケットは、知らず口の中でぶつぶつと呟いていた。
「ふざけんなよあんなやつらにせんちょうのなにがわかるっていうんだいまここですりつぶしてやってもいいんだぞ…」
一 瞬 で イ カ せ て や る よ 、 ク ズ 野 郎 。
そうしてグ、と拳に力を入れた瞬間。
バリ、と砕ける音が、辺りに響いた。次いでガラスが重なり落ちる高い音。
「・・・・あ。」
立ち止まる、キャスケット。ローも嫌な音に顔を顰め、足を止めて振り返る。
「・・・・・・・・。」
キャスケットの足元には、紅の水溜まりを広げている、砕けたワインボトルが3本。
呆然と右手を広げるキャスケットの手は、ガラス片にまみれていた。
「う、うわっ・・!」
てっきり罵倒されると思い青褪めてたキャスケットだったが、降ってきたのは無表情ともとれる柔らかいローの声だった。
「キャス、気にすんな。」
「・・・・え・・・。」
思わず口を開けて呆然とするキャスケット。
けれどローの言葉と声は、するりと心の中に入り込んで優しく浸透していった。
「行くぞ。」
くるりと踵を返すローにハッとしたキャスケットは、慌ててハンカチで手を拭って歩き出す。ペンギンがやや呆れた表情で、ベポが少し楽しそうに、それに続いた。
「キャスケット、そのハンカチ綺麗なのー?」
「綺麗だよ!失礼な!!」
茶化すベポに噛みついたキャスケットは、乱暴にハンカチをポケットへ突っ込んだ。
するとすかさず、前を歩いている筈のペンギンから注意が飛ぶ。
「皺になるぞ、きちんと畳んで仕舞え。」
「・・・・・はい。」
この人後ろに目が付いているのか、と思うキャスケットであったが、正しいのがどちらかなど分かりきっているので渋々返事をしてポケットへしまい直す。そんなキャスケットの不貞腐れた表情が手に取るように分かるローは、変わらず先頭を歩きながら唇の端を上げたのだった。
「ああ、そういえばキャス、ワインはお前の小遣いで買い直しとけよ。5本。」
「3本ですっ!!」
ちょっとした、日常のヒトコマ。
********
キャスが片手で3本ワイン持ってたらいいなあ。指でボトルの首を挟む持ち方。
アオトさんの絵にあったような、壁に叩き付けるキャスをイメージしてたら、ただワインボトル割って自滅するキャスになtt(ry
俯いてぶつぶつ呟くキャスも好き!!
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